【協働学習 犯しがちな失敗】②

★「全員が」編(「全員が」は続かない)

教師:
「今日の課題は『全員が○○をできる』です。それではどうぞ!」


<終わった子が遊び始める。ざわめき始める教室>

「○○くん(勉強が得意な子)。
課題はできたのかい?周りを見てごらん?
本当に『全員』ができているかい?あと何人終わっていない?先生は1人も見捨てないクラスにしようといつも言っているはずです。
しっかりやりなさい。」


(すると…)
できない数人の子どもを取り囲む子ども達。
教えているのはほんの一部。
多くの子ども達はただ近くにいるだけ。
フレーフレーなどと応援を始める子どもも出始める。

教師:
「そうそう。『全員』ができることが大切だね。残り時間あと少し。できるかな?」

(残り時間わずか…)
取り囲まれた子ども。
時間とクラスメイトとのプレッシャーの中、さめざめと泣き出す。
その中で時間が終了…

教師:
「今日は『全員が』達成できませんでした。残念です。次はがんばりましょう。」

<出来なかった子は休み時間になっても泣き続ける…>

【何がだめなんだろう…?】
協働学習において「全員」を意識するのは大切なことです。
しかしこれはほんとうに初期の段階に使うテクニックであると言えます。
「全員」にこだわるあまり苦手な子ども達の心をふみにじっていませんか?
大切なのは勉強が苦手な子も「次こそがんばろう!」と思えることです。
想像してみてください。
苦手なことができるまで、たくさんの人に取り囲まれ、プレッシャーをかけ続けられる状況を。
あなたはその状況で本当に安心して学び続けられますか?

でも…
「全員が」を求めなかったらクラスはバラバラになってしまうじゃないか?

そう思ったあなた。次のヒントをご覧くださいな。

↓★勉強が得意な子を苦手な子と組ませてしまう…に続く
http://manabitudukeru.seesaa.net/article/445927611.html

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