【協働学習 犯しがちな失敗】③

★勉強が得意な子を苦手な子と組ませてしまう編(ゆるく繋げる)

教師:
今日の学習では
「みんなが○○をできるようになりましょう。」
ではどうぞ。

(勉強の得意な子(Aくん)が早く終わる。)
(勉強が苦手な子(Bくん)はわからなくて悩んでいる)

教師:
Aくん。終わったの?じゃあBくんに教えてくれる?お願いね。

(Aくんは一生懸命Bくんに教えるがなかなか伝わらない。)
(そのうちAくんはBくんを怒り出す。Bくんはふくれ出す。)

教師:
「なんだ。Aくん。お願いっていったじゃない。何やってるの!まったく。」

AB:
「……」


【何がだめなんだろう…?】
教師の役割は「子ども同士を繋げる」ことです。
ここで教師が犯してしまいがちなあやまち。それは勉強が得意な子と勉強が苦手な子を繋げてしまうということです。
「出来る子ならきっと苦手な子にもうまく説明できるだろう。」この知恵は浅はかです。
得意な子は苦手な子が何につまずいているのかを心から理解することはできません。
だって自分はできるから。
苦手な子に対して一番上手に教えられるのはだれか?それはその子より「ちょっぴり」わかっている子です。
想像してみてください。
あなたはもしその道の第一人者の大学教授と話していて、何がわからないか同等の立場で語り合えますか?きっと無理でしょう。
しかし、自分より少し理解している人になら聞けます。
「これってどういう意味?」「ここがわからないんだ。」
人とはそういうものです。
ということで「協働学習」はどんどん習熟度別になっていくのは自然なことなのです。
それはただのグループ学習でしょ?
そうおっしゃる方もいると思います。
その通りです。それぞれが別のことを勝手に進めていては「協働学習」とはいえません。
そのために我々が子どもたちに常に語っていかねばならないことは
「自分を開く」
ということです。
自分のことをひたすらやっていい。
しかし、常に自分は開いておこう。
誰からでも聴かれたら全力で答えてあげよう。
わざわざ教えに行く必要なんてないのです。
この状態が「ゆるく繋がっている」状態。
「強く繋がっている状態」「ゆるく繋がっている状態」へ。
この感覚を子どもたちにいかに刻み込んでいくか?それが大切になってきます。

↓「できる子が調子にのって教えちゃう」…に続く
http://manabitudukeru.seesaa.net/article/445927872.html

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