【協働学習 犯しがちな失敗】⑥

★学び合う声がうるさ~い!編(話し合いのよしあしを感じ取る)

教師:
「さあ話し合いを始めましょう。どうぞ。」

(集まって学び出す子どもたち)
(数分後…キンキン声が響く教室。)

子どもたち:
「あはは。なんだよそれ。」
「ふふふ・・・。」
「(大きな声で)だってこれはさあ!」
「すげ~!!がはははは!!」

教師:
「うんうん。
みんな積極的に学び合っているなぁ!がんばれ!」


【何がだめなんだろう…?】
協働的な学びは高度になればなるほど、声の質がやわらかくなるものです。
キンキン声が支配しているうちは良い学習とはいえません。
子どもたち自身が良い「学び」の空気を感覚としてつかめるまでは、
教師は何度も学びを止め、語り続けることが大切です。
ではよい雰囲気と悪い雰囲気とはどのような違いがあるのでしょうか?
少し考えていきましょう。
子どもたちに話し合いをさせると、子どもたちの話し合いがいいものなのか悪い話し合いなのか一気に見えにくくなります。
それは当然です。
教師は聖徳太子ではありませんから、一度に数十人の話を聞き分けることなどできません。ではどうすればいいのでしょうか。
子ども達の学びを見取るためには教師自身の「目」や「耳」を鍛えることが必要になってきます。
子どもたちの話し合いがいいものなのか悪いものなのか見分ける「目」・聞き分ける「耳」
これを鍛えていかないと、学びはルーズになっていきます。
ルーズな話し合いを続けても子どもたちに力はつきません。
それどころか、子どもたちの学びはどんどん腐っていきます。

●悪い話し合い
・耳にキンキンと響く耳障りな声の質
・ときおりバカ笑い
・下品な笑いが聞こえる
・ニヤニヤした笑い顔
・教師の様子を時おりうかがう視線を感じる
・教師が教室を離れ、再び入ってきた時に不自然な動きがある
・一箇所に同じメンバーで固まり動こうとしない

○良い話し合い
・声質がしっとりしている(静かなわけではないが、うるさいわけではない)
・笑い声が聞こえる時はあるが、下品な高笑いではない
・教師の様子など何一つ気にする様子がない
・授業中誰が入ってきてもそちらに気を取られることがない
・いろいろな人が交じり合いながら話し合いが進んでいく
・クラスの誰に聞いても、その授業で何をすべきかが理解できている

目と耳でこれを感じられるようになると学びは一気に深まります。
目と耳をいかに鍛えていくか?
それが「協働学習」を進める上で大切な視点になってきます。

↓学級崩壊じゃないよね…? に続く
http://manabitudukeru.seesaa.net/article/445929551.html

この記事へのコメント

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

最近の記事