「姿」そのものに目を向けるってこと

「ねえ。これ見て。」
子どもたちに言われる場面はたくさんある。
「ここをこうしてね。こうなってね…」
一生懸命子どもたちが説明している時に何を見つめているか?

ダメ出しをしてしてしまう心理。
それは指さすものを見つめてしまうから。

「ねえねえ。これみて。」
そう言われた時、その子が指差す先のものだけをみてしまう。


その子が作った作品。
その子が書いたノート。
その子が解いた問題。

指差す先にあるものはたくさんあるだろう。
その子は説明する。
「これはね。こうしてね。こんな風にやって…」
この時、少しその子の顔を見つめてみる。


その時、その子の指差すものだけを見て応対してしまいがち。
「ああ。よくできたね」
「ここはこうした方がいいんじゃない?」
「ここ間違っているよ。」
なんて風に。

でも、指先だけ見ているのはもったいない。
その子が一生懸命伝えている。
それがすてきなんだから。

作品・ノートうまいから温かい言葉をかけるんじゃない。
うまくできていないから、アドバイスをするんじゃない。
誰かに見せたいと思うくらい、それに向き合ったこと。
それが価値あること。


指先にあるものに囚われない。
指先にあるものを見つめたら、その後その子の表情を見つめてみる。
にこにこ笑いながら、夢中になって説明をしているその姿をまるごと眺めてみる。
それってすごくすてきな光景。
でもついつい見逃してしまいがちな光景。

作品だけでなく、その子の表情にも目を向ける。
そんな風にゆったりと子どもたちを眺められたなと思う。

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