学びの多い1年でございました

さて、今年度の業務もほぼ終了。
あとは細々としたものが残っているのみ。
少し落ち着いたところで、記録として今年度の振り返りをしておこうと思う。
今年度は苦しい時期もあったけど、振り返ってみるとすごく学びが多かった一年だったと感じる。

いくつか成果をあげてみよう。
「自立学習」を年間を通じて継続させられたのは大きいかな。
「型」を示して「型」を破らせる自立学習。
これが年間を通じてできた。
最後にノートをくくったけど一番多い子は16冊もやってた。
「自由」に学習させると、どうしても質が下がってしまいがち、
でも今年の「自立学習」は一皮むけたかな。
どのページを見ても満足いく内容。
子どもたちも自信をもてていたようだし、よかったよかった。
年間を通して指導しなければならない「漢字」の学習。
これを自立学習とうまくリンクさせられたのも成果だな。
漢字の学習って「継続は力」の部分が大きいね。<

あとは「社会」のカリマネを継続する方法が天から降ってきたのも大きい。
社会の学習ってすごく悩みが多かった。
社会って時数の中でいかに学びを深めるのかが難しい。
だって好きに調べさせると教科書から離れていって、テストは壊滅状態になっちゃう。
かといって教科書をきっちり学ぶだけじゃつまらない。

自由度も保証しつつ、学ぶべきものをしっかりと学ぶ。
しかも時数内に。
これってすごく難しい。
でも2学期末にアイデアが降ってきた。
国語と社会のカリマネで、年間を通じて安定して学び続ける方法を。
3学期の間、試してみたけどすごくいい感じ。

3学期だけで、質の高い社会新聞が4枚書けちゃった。
どんどん上手くなって、子どもたちも自信もついて。
国語も社会も深まって。
これ1年間続けたら恐ろしいことになるな…。
来年度はこれで1年間いくことにしよう。


あとは、算数の学習も固まってきた。
算数の学習で難しいのは、1人1人の理解度に差があること。
ある子は5分ぐらいで問題を解けちゃう。
でも、それに1時間かかる子だっている。
この差をいかにうめるか? これが難しい。

かといって、できる子用、できない子用のプリントを毎時間準備するなんてものぐさな自分には無理…。
どうすればいいのかな?
テストの点数も取らせたいし…。
考え方を育むためにレポートも書かせたい。
でも時数が…。
という悩み多き教科。
それが「算数」。

でも、ここを突破できた1年。
できる子も、できない子も使えるプリントを作り出すことに成功!
たった一枚準備するだけで、できる子もできない子も学び尽くせるプリント。
しかも準備がめちゃくちゃ簡単。
だって、業者のテストを利用するだけだから。

ある子は1年間でA3で50枚ぐらいのレポートを書いていたもんな。
しかも時数内で。 これは大きい。
テストは最終評価に使うものじゃなくて、授業内で学び尽くすもの。
発想の大転換でございました。
これは来年度も採用決定!

今まで、主要教科に力を注いできたけれど、それ以外の教科への興味も湧いてきた1年だった。
主要教科が安定して学び続けられるようになってきたから次のステップへ。
音楽や図工。
体育までも含んだ深い学びをつくっていけるかな?
これは来年度の課題。

あとは自分の在り方も変化した1年だった。
クソがつく真面目な自分は 「続けて」いくうちに「楽しく」なっていく。
と考える部分が大きかった。
でももしかしたら 「楽しい」から「続けて」いける。
という部分もあるのかもしれないな? と感じ始める。

まあ、たまごが先か、にわとりが先か?
という議論なんだけど、削ぎ落としたことで削ぎ落とせないということに気づけたことが大きい。
どっちも大事っていうのは簡単。
でも、それって本当? って疑ってきたこと。
この議論に今年1年で一応決着がついた。


成果はたくさんあったけど、課題もたくさん浮かび上がった1年。
1つ浮かび上がってきたのは 「システムは心を超えられない」ってこと。
これは今までなんとなくわかっていたけど、理解はできていなかったこと。

「カリマネ」っていうのも1つシステムに過ぎない。
「学び合い」も1つのシステムに過ぎない。
「サークル対話」も1つのシステムに過ぎない。
すべてはただ続けるだけじゃ、1つのシステムでしかなないんだよな。
これらを「システム以上」のものにするにはどうすればいいのかな?

たくさんもがいてきたけど、その答えが見つかった。
それはお茶小の公開にいって確信を得る。
それは「深い対話」ってこと。
一度立ち止まって、じっくり議論すること。
深く考えること。 迷うこと、選択すること、また立ち止まること。
そして、それができる場、それができる仲間が大事。

それなしに、いくら「カリマネ」をしても、学び合っても、丸くなって座ってもだめ。
それは単なる「システム」でしかない。
それらの「点」を線・面につなげていくのは「対話」なんだな。
ただなんとなく過ぎていく毎日に立ち止まる時間をつくらなきゃ、すべてはつながらない。

これは来年度の課題。
道徳・学活の時間を通り過ぎる時間から立ち止まる時間へ高めていく、深めていく。
これは来年度に挑戦したいことの1つ。
日々の授業は「発散」の場。
しかし「収束」させていく場がなかったってこと。
だから、なんとなく成長したつもりになるだけなんだよな。

中学校教師で7年を終えた時小学校へ異動した。
今年度を終えて小学校教師7年目が終わった。
来年度で小学校の経験が中学校経験を上回ることになるな。
小学校教師8年目はどんな年になるのかな?
来年の今日に、 「今年度は学びになったなぁ!」 と言える一年にしたいね。

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