「知的で楽しくて力がついちゃう社会の授業」への道

社会の授業の進め方ってずっと悩んでいたんだよね。
だって、教科書の内容をただ読むだけじゃおもしろくない。
でも、調べ学習にすると、思いっきり思考が広がっちゃって、収束できなくなっちゃう。
思考を広げるのはいいけど、そういう時のテストって必ずドボンなんだな。
「テストなんてどうでもいいじゃん」
っていう方法もあるけど、やっぱりテストもしっかりとらせた上で思考を深めたいよね。


限られた時間の中で、思考を深めて、テストもとれる。
そして、力もついちゃう。
そんな社会の授業ってできないかな?
去年、それでずっと悩んできて、やっと一本すじが通った実践に辿りついたんだな。

難しくいうと
「書くという行為を通して思考の再構築を生み出す社会の指導のありかた」
って感じ。
簡単にいうと
「新聞づくりしながら、おもしろい勉強しちゃおうぜ!」
ってこと(笑)

この方法をやってから、子どもたち社会が大好きになった。
そして、予習をする子もたくさん生まれてきたよ。
やることが明確だから。
しかも、国語の教科書の新聞の作り方の時数も確保できるから、「カリキュラムマネジメント」で時数を生み出せる。
単元の学習が終わるとすてきな新聞が1枚できあがる。
無理なく年に5.6枚は新聞を書くことができるんだな。
楽しく、見通しのもった知的な学びを。


じゃあ、具体的な方法。
まず、用意するのはコマわりした新聞(A3)。
CIMG1645.JPG
これは、社会の単元によって、コマ数を変える。
こんかいの「ラーメン工場ではたらく人々」は全部で5時間扱いだから全部で5コマにわりつけを。
そして人数分印刷。

次に先ほどとまったく同じ用紙と
その裏にマス目をいんさつしたもの。

CIMG1645.JPGCIMG1646.JPG
これをコマごとに裁断機でカット!
CIMG1647.JPG

裏にうっすらコマがうつるので線が描きやすいよね。
CIMG1648.JPG

あとは、簡単。
1時間ごとに、教科書の内容をまとめていくだけ。
①教科書を一緒に読む
子どもたち、まとめるために必死に聴くよ。
聴いていないとまとめるのが難しくなるもんね。
CIMG1650.JPG

②裁断したプリントを渡し、それに内容をまとめて、思考の再構築させる。
見出しを書かせて、あとは完全フリー。
CIMG1652.JPGCIMG1653.JPG

図を入れたり、説明をいれたりしながらまとめ直し。
どうしても、苦手な子がいるから、子どもたちが書き進めていくこの時間は先生も一緒に黒板にまとめを。
CIMG1623.JPG
こんな風にね。
苦手な子は「これを写せばいいよ!」っていってあげる。
でも、不思議なもので、自信が出てくると丸写しの子って減ってくるものなんだよね。
だから、あせらないこと。
あと、教師のまとめる速さを見せてあげるのも大事。
自分が悩んでいる間に、先生が黒板でどんどん描きあげていく。
これで「スピード」っていうものを可視化していくんだよね。
去年、これをしなかったら、できない子が社会を大嫌いになりそうになっちゃった。
先生の見本。とても大事よ。

できあがったの作品たち。
きれいでしょ?
CIMG1658.JPGCIMG1657.JPG
自分なりにアレンジしながら、内容をまとめ直しているね!

③台紙にはりつける
あとは、切断しなかった方の台紙に描いたものをはっていくだけ。
CIMG1655.JPG
CIMG1654.JPG
こんな風にね(^^)
こうしていくと、毎時間新聞のコマがうまっていくのさ。
単元の最後には、新聞ができあがっちゃう。
これなら新聞づくりの時間をわざわざとらなくてもいいよね(^^)
ちなみに、これは去年の子がこの進め方で描いたもの。
社会新聞1.jpg社会新聞2.jpg社会新聞3.jpg
今回もできあがりが楽しみだなぁ(^^)

次の時間、やることの見通しがつくから家庭学習で予習する子も出てきたよ!
CIMG1620.JPG
CIMG1621.JPG

この学び、どんどんつながっていくぞ。
それにしても、この子たち。本当に前向きに学ぶ子どもたちだ…
毎日授業が楽しくてしかたがないなぁ。

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