具体的にいうと、
今まで自分の目で見たものだけから分析してきたものを、
もっと高いところから、もっと深いところからのぞこうとし始めたということだ。
昨年「+α」セミナーで学んだことを入り口にして、先人の発見を自分の考えにつなげていこう。
そんな風に思えるようになった。
12月の「+α」セミナーで堀さんが
「大衆読者」と「大衆筆者」の話をしてくれた。
そこを切り口にして
オルテガの「大衆の反逆」を読み直した。
8月の「+α」セミナーで中土井さんが、
「遊ぶことは人間にしかできない」と教えてくれた。
それを切り口にして、カイヨワの「遊びと人間」を読み始めた。
昨年の学びを糸口にして、たぐりよせていく。
すると、自分の経験や知識と少しずつつながりあっていく。
こういう感覚ははじめてだ。
僕はずっと「僕の目は教室から出られない」と思っていた。
しかし、違うことがわかった。
僕の目は教室から飛び出すことができる。
先人の思考にふれていくことで。
思考の何かが変化している。
何かが見えてきた。そんな冬休みだ。
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