「距離の広がり」=「成長」なんじゃない?

「大人だなぁ」と感じる子。 「子どもだなぁ」と感じる子。 この違いってどこから生まれるの?って話。 この違いってどこから生まれるのか? それは自分と世界との「距離」の捉え方なのだと感じるんだよな。 自分と世界の距離を広げていくこと。 これが「成長する」ということなんだと思う。 幼い子どもたちは「自分」と「世界」の距離が短い。 「自分」=「世界」なのだ。 「…

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歩み(3校目・『学び合い』との出会い編)

7、いざ小学校へ 小学校教師としての毎日が始まりました。 私の担任する子は小学5年生。クラスの半数近くが妻が担任した子どもたちです。 この子たちと初めて対面した時感じたこと、それは 「なんてかわいいんだ」 ということです。 この心境の変化は自分をも驚かせました。 なにせ私は「子どもがかわいいと思えない」という悩みを抱いて小学校へ異動したくらいなのですから。 私の言うことをじっと聴…

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歩み(2校目・小中一貫校編)

5、子どもは教師の手のひらにのせるもの? 新しく異動した学校はどこもかしこもピッカピカ。 新品の校舎は私の心をわくわくさせました。 小中一貫校ということもあり、小学校と中学校が同じ校舎でつながっています。 しかも、職員室は小中の先生が一緒なのです。 初年度は私は中学校一年生担任をしていたため、すぐ後ろが小学校6年生の先生方という環境でした。中学校教師でありながら、小学校の息づかいを感じ…

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歩み(初任校編)

1、学校の先生になりたい 「大きくなったら学校の先生になりたいな」 漠然とそんな想いを抱き始めたのは中学校2年生の頃でした。その当時担任だったK先生は大学を卒業して2年目の国語の先生でした。いつも明るく、いろんなことを教えてくれる。常に自分たちに寄り添ってくれる「アニキ」のような存在でした。K先生は私をとてもかわいがってくれました。今思えば誰にでも優しく接していたのでしょう。しかし、私にはそ…

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気になるあの子への語り

学級を成長させていく上で大切になってくること。 それは「相手を理解しようと努めること」だ。 もちろん100パーセント、相手を理解することはできない。 しかし、相手を理解しようと努力することはできる。 しかし、それが非常に難しい。 協同学習を進めていくと、それぞれの個性が浮き彫りになる。 ゴールは示すが、そこへ至る道筋は子どもたちに任せられるからだ。 子どもたちを見つめている…

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「学びのカリキュラム・マネジメント」にいたるまでの道筋

★教師として必要な想い 「良い授業をしたい!」 そんな想いを抱きながら毎日悪戦苦闘し続けていた20代。 「わかった!」「できた!」「なるほど!そういうことか!」 そんな子どもたちの声が聞きたくてがむしゃらに突き進む毎日でした。 毎晩遅くまで教科書とにらみあい、明日の授業をイメージします。 「まずこれをやり、次にこれを確認して、発問は…」 流れをイメージしていくうちに少しずつ授業…

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「見せしめ」の可視化

【可視化の功罪】 ん?という違和感を感じる。 2学期終了間際に行った国語の授業での話。 「熟語」の単元。 二字熟語には4つのタイプがあることを学ぶ。 しっかりとそれを学んだ後に熟語集めを行った。 子どもたち、わいわいと楽しみながら辞書を引く。 4つのタイプに分類しながらたくさんの熟語を見つけていく。 しかし、その中に数名なかなか調べが進まない子がいた。 おしゃべり…

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★重版出来!★

冬休み早々嬉しいお知らせが入る。 おお。今年最後に 今年の夏に出版された 「子どもの書く力が飛躍的に伸びる 学びのカリキュラム・マネジメント」 が重版となったとのこと。 読んでくださった方々。 本当にありがとうございます。 思えばちょうど一年前の冬休みは、この本の執筆中でした。 編集さんとみゆき会の3人で、ごにょごにょ相談しながら楽しく書き進めた本。 漫画家さん…

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美容師さんの真似をしました

「あれ便利だなぁ。なんかかっこいいし。」 髪を切りに行った時にそんなことを感じた。 目を奪われた「あれ」って何か? それは美容師さんの腰にある「あれ」ですよ。 美容師さんの腰にあるあのバッグ。 たくさんのはさみが入っていて、切る場所によってはさみをかえる。 切っているかと思ったら、すっとしまって、くしを取り出す。 まさに、「職人」って感じ。 あれすごくいいよなぁ…

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みんな「自分が正しい」と思ってる

前回の記事の続き。 「偏った正しさを押し付けない」ためにはどうすればいいの? っていうこと。 これってすごく難しい。 だって、この世は 「正しさ」と「正しさ」のぶつかり合いだから。 「善意」と「善意」せめぎ合いだから。 「正しさ」を追い求めると苦しくなる。 だって「正しさ」は人の数だけあるものだから。 「◯◯のために」 っていう言葉って正義の味方が身に…

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「偏った正しさ」を押し付けないこと

「学びから逃げる子」 勉強が大嫌い。 鉛筆ももちたくない。 机につっぷして何も聞こうとしない。 そういう子はどの教室にもいる。 自分は今までそういう行動を「だめなもの」と捉えてきた。 しかし、実際は違うんじゃないかな? 最近そんな風に感じるようになってきた。 勉強をしない。 学びに向き合おうとしない。 そういう子って実は 「誰よりも大変な…

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「仲良しの人」としか関われない子がいる

グループが固定化する話。 友達同士で固まって、学び合いが深まらない。 そんな場面はどのクラスにでも現れる。 まあ、それが人としての本能だから、ある意味「当たり前」。 でも、それを「当たり前だ」と放っておくといつの間にか学びは硬直化して、関係はギスギスしていくんだ。 子どもたち同士が仲良しだけで集まって学びが硬直してきたら、どう声をかけていくか? 今までいろいろ考えてきた…

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プリント配付に割かれる時間

「プリント配付」の話。 学校に山のようにくるプリント、 配れ配れのオンパレード。 その種類は様々。多い時は10枚以上。 プリントを配るだけで数分はかかる。 朝配れば、その分1時間目に食い込む。 帰りは帰りで忙しい。早退した子に渡し忘れたり…。 「う〜むどうしたらいいかな?」 ということで考えついた策。 100円ショップで買ったトレイを班の数だけ用意する。 …

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「見捨てない」っていうこと

「気になるあの子」がちらちらと頭によぎる。 その状態なら「見捨てた」とは言わない。 人は相手を本当に見捨てたら、その相手は頭から消える。 「無関心」=「見捨てた状態」 なのだ。 それがわかれば、関係が悪くても自身にあたたかい言葉をかけられる。 「まだ見捨てちゃいない。これからだ」と。 近づけば近づくほど見えなくなるものがある。 それがわかれば違う方法が見えてく…

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たくさん書かせる? きっちり書かせる?

「多読」と「精読」 という議論があるよね。 たくさんの種類の本を読むことと1冊の本をじっくり読むこと。 どちらが力をつけられるの? って話。 でも、結局「どっち?」という二項対立はないんだな。 どちらの方法も優れた点、足りない点はある。 状況によって使い分けていくことが大切。 …とここまで考えてきて、自分の実践を振り返ってみる。 みゆき会の提唱する「学びのカ…

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毎朝の楽しみ

朝と帰り。 クラス全員の顔が見えるように、まるく座って朝の会と帰りの会をしている。 全員の顔が見えるように座る。 これって実は子どもたちにとって(いや学校教育にとってか?)非日常のこと。 だから始めた当初は丸く座ることがすらできなかった。 でも、座り続けて半年間。 子どもたちの中でその「非日常」が「日常」に変化していることに気づく。 毎日、当たり前のように丸くなって…

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「あいさつ」を求めないあいさつ運動

ある理由からあいさつ運動を始めた。 「あいさつ運動」といっても、8時に校門に立ってハイタッチしてジャンケンをする。 ただそれだけ。 「おはよ〜!パン(ハイタッチ)!」 「最初はグー!ジャンケンポン!」 ただジャンケンするだけなのに、異様に盛り上がる校門。 ジャンケンに勝った子はガッツポーズ。 「友達に古Tに勝った!」 なんて友達に嬉しそうに報告しにいく…

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学ぼうとしなかった子が学び始める

学ぼうとしない子との共闘 どうしても学ぼうとしない子がいた。 しかし、その子が今回理科のテストで100点をとる。 それから何かが変わりだした。 鉛筆を持とうしなかった国語の時間。 自分の考えをつづり始める。 算数の時間。 友達と一緒に学び始める。 学ぼうとしない子の心の根底には何があったのか? そして、その子の心を変えていくためにはどうすればいいのか? …

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カリマネ講座の振り返り

「わかる」と「できる」は違う。 今回の「学びのカリキュラムマネジメント講座」では「わかる」と「できる」の間をいかに往復していくかというテーマがあったように思う。 「わかっていてもできていない」 「できているようでわかっていない」 自身を振り返ると、これがいかに多いことか。 「学びのカリキュラムマネジメント」実践。 これはみゆき会の3人を含む数人のチームで5年ほ…

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「自由って何?」

「自由」 という言葉の意味を4年生相手に本気で語っている。 「自由」とは何か? 「自由」と「わがまま」の違いとは何か? 「質の高い自由」と「質の低い自由」の違いとは何か? 何度も何度も伝える。 そのせいだろうか? 「自由にやってみようか。」 自分がそう告げた後の雰囲気が変わった。 前までは 「自由?やった〜!!」という感じだった。 しかし、今…

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