「自立」に向かう話し合いを創るために②

(2)向き合うことの価値を刻む まず初めに大切なこと。 それは、「向き合う」ということに対する価値を形成していくことです。 新年度、どのクラスにも語ることがあります。 それは 「素晴らしいクラス」とはどんなクラスか? という話です。 「素晴らしいクラス」 とはどういうクラスだと思う? 子どもたちに聞くと様々な答えが返ってきます。 「仲がいいクラス」 「チーム…

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「自立」に向かう話し合いを創るために①

「自立」に向かう話し合いを創るために (1)トラブルを成長へ 人と人が集まる場所にはトラブルがつきものです。 学校という場も同じ。 子どもと子どもが互いにぶつかり合う場面はどの教室にも見られるものです。 …数年前の出来事 「先生!A君とBちゃんがケンカしちゃいました!」 昼休みが終わり、 「掃除やるぞぉ~!」と意気込んで教室に入ってきた私の耳にこんな声が。 みる…

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話し合うほど仲が悪くなる原因

教育の最終ゴールは「自立」。 だからトラブルが起きても、自分たちで解決できるようになってほしい。 …ということで、ケンカをしてしまっても自分たちで話し合いをさせてきた。 でも、この話し合いがうまくいく時と、うまくいかない時があるんだな。 1学期なんかは、その話し合いの文化がないからもう大変。 話し合いをさせると、逆に仲が悪くなったりする。 でも、学級に「話し合い」というも…

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世界を広げる2つの可視化

子どもたちを成長させていくためには「距離を広げる」ということが大切。 これは前に書いたんだけど それをどうやって体現させていくか?っていうのが難しい。 今回は、その感覚を授業でどうやって子どもたちに感じさせていくかという話。 例えば、 ・誰とも関われずに、1人ぼっちで学んでいる子 ・仲良しグループの子とは関われるけど、そうでない子とは関わろうとしない子 ・頭はい…

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続けられるのはなぜ?

何かを続けていくために必要なことってなんだろうか? やっぱり「楽しさ」だろうか? う〜ん。 でも初めはさっぱり楽しくなかったのに、いつの間にか楽しくなっている時だってあるよな。 そう考えると入り口は「楽しさ」ではない時もあるよなぁ。 「楽しい」から「続けられる」という時もある。 「続けていく」うちに「楽しく」なっていく場合もある。 「継続」へ至る入り口は1つで…

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(□-□)✧ ②

(4)なんのために学校にいくの?? (□-□) ゆきお。 ずばりきくぞ? 学校ってなんのためにいくんだと思う? ( ̄0 ̄) えぇ~。 学校?? そりゃ勉強するためなんじゃない? 担任の先生もいつもいってるよ。 「勉強しろ」「勉強しろ」ってうるさいんだよな。 (□-□) うんうん。 普通そう考えるよな? でも、本当にそうか? 勉強するだけだった…

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(□-□)✧ ①

(1) 「なぞのこえ」 ( ̄0 ̄) ↑彼の名は「ゆきお」 勉強がだいっっっきらいな小学5年生。 口ぐせは「めんどくせー」 なにをやるにもこの言葉が飛び出す。 宿題なんて「めんどくせー」 勉強するより、となりの子に頭を下げて見せてもらった方がましさ! という考えの男の子。 今日もゲームに夢中になるゆきお。 お母さんの 「いいかげんにもうねなさい」 という言葉を無…

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「距離の広がり」=「成長」なんじゃない?

「大人だなぁ」と感じる子。 「子どもだなぁ」と感じる子。 この違いってどこから生まれるの?って話。 この違いってどこから生まれるのか? それは自分と世界との「距離」の捉え方なのだと感じるんだよな。 自分と世界の距離を広げていくこと。 これが「成長する」ということなんだと思う。 幼い子どもたちは「自分」と「世界」の距離が短い。 「自分」=「世界」なのだ。 「…

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歩み(3校目・『学び合い』との出会い編)

7、いざ小学校へ 小学校教師としての毎日が始まりました。 私の担任する子は小学5年生。クラスの半数近くが妻が担任した子どもたちです。 この子たちと初めて対面した時感じたこと、それは 「なんてかわいいんだ」 ということです。 この心境の変化は自分をも驚かせました。 なにせ私は「子どもがかわいいと思えない」という悩みを抱いて小学校へ異動したくらいなのですから。 私の言うことをじっと聴…

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歩み(2校目・小中一貫校編)

5、子どもは教師の手のひらにのせるもの? 新しく異動した学校はどこもかしこもピッカピカ。 新品の校舎は私の心をわくわくさせました。 小中一貫校ということもあり、小学校と中学校が同じ校舎でつながっています。 しかも、職員室は小中の先生が一緒なのです。 初年度は私は中学校一年生担任をしていたため、すぐ後ろが小学校6年生の先生方という環境でした。中学校教師でありながら、小学校の息づかいを感じ…

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歩み(初任校編)

1、学校の先生になりたい 「大きくなったら学校の先生になりたいな」 漠然とそんな想いを抱き始めたのは中学校2年生の頃でした。その当時担任だったK先生は大学を卒業して2年目の国語の先生でした。いつも明るく、いろんなことを教えてくれる。常に自分たちに寄り添ってくれる「アニキ」のような存在でした。K先生は私をとてもかわいがってくれました。今思えば誰にでも優しく接していたのでしょう。しかし、私にはそ…

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気になるあの子への語り

学級を成長させていく上で大切になってくること。 それは「相手を理解しようと努めること」だ。 もちろん100パーセント、相手を理解することはできない。 しかし、相手を理解しようと努力することはできる。 しかし、それが非常に難しい。 協同学習を進めていくと、それぞれの個性が浮き彫りになる。 ゴールは示すが、そこへ至る道筋は子どもたちに任せられるからだ。 子どもたちを見つめている…

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「学びのカリキュラム・マネジメント」にいたるまでの道筋

★教師として必要な想い 「良い授業をしたい!」 そんな想いを抱きながら毎日悪戦苦闘し続けていた20代。 「わかった!」「できた!」「なるほど!そういうことか!」 そんな子どもたちの声が聞きたくてがむしゃらに突き進む毎日でした。 毎晩遅くまで教科書とにらみあい、明日の授業をイメージします。 「まずこれをやり、次にこれを確認して、発問は…」 流れをイメージしていくうちに少しずつ授業…

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「見せしめ」の可視化

【可視化の功罪】 ん?という違和感を感じる。 2学期終了間際に行った国語の授業での話。 「熟語」の単元。 二字熟語には4つのタイプがあることを学ぶ。 しっかりとそれを学んだ後に熟語集めを行った。 子どもたち、わいわいと楽しみながら辞書を引く。 4つのタイプに分類しながらたくさんの熟語を見つけていく。 しかし、その中に数名なかなか調べが進まない子がいた。 おしゃべり…

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★重版出来!★

冬休み早々嬉しいお知らせが入る。 おお。今年最後に 今年の夏に出版された 「子どもの書く力が飛躍的に伸びる 学びのカリキュラム・マネジメント」 が重版となったとのこと。 読んでくださった方々。 本当にありがとうございます。 思えばちょうど一年前の冬休みは、この本の執筆中でした。 編集さんとみゆき会の3人で、ごにょごにょ相談しながら楽しく書き進めた本。 漫画家さん…

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美容師さんの真似をしました

「あれ便利だなぁ。なんかかっこいいし。」 髪を切りに行った時にそんなことを感じた。 目を奪われた「あれ」って何か? それは美容師さんの腰にある「あれ」ですよ。 美容師さんの腰にあるあのバッグ。 たくさんのはさみが入っていて、切る場所によってはさみをかえる。 切っているかと思ったら、すっとしまって、くしを取り出す。 まさに、「職人」って感じ。 あれすごくいいよなぁ…

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みんな「自分が正しい」と思ってる

前回の記事の続き。 「偏った正しさを押し付けない」ためにはどうすればいいの? っていうこと。 これってすごく難しい。 だって、この世は 「正しさ」と「正しさ」のぶつかり合いだから。 「善意」と「善意」せめぎ合いだから。 「正しさ」を追い求めると苦しくなる。 だって「正しさ」は人の数だけあるものだから。 「◯◯のために」 っていう言葉って正義の味方が身に…

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「偏った正しさ」を押し付けないこと

「学びから逃げる子」 勉強が大嫌い。 鉛筆ももちたくない。 机につっぷして何も聞こうとしない。 そういう子はどの教室にもいる。 自分は今までそういう行動を「だめなもの」と捉えてきた。 しかし、実際は違うんじゃないかな? 最近そんな風に感じるようになってきた。 勉強をしない。 学びに向き合おうとしない。 そういう子って実は 「誰よりも大変な…

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「仲良しの人」としか関われない子がいる

グループが固定化する話。 友達同士で固まって、学び合いが深まらない。 そんな場面はどのクラスにでも現れる。 まあ、それが人としての本能だから、ある意味「当たり前」。 でも、それを「当たり前だ」と放っておくといつの間にか学びは硬直化して、関係はギスギスしていくんだ。 子どもたち同士が仲良しだけで集まって学びが硬直してきたら、どう声をかけていくか? 今までいろいろ考えてきた…

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プリント配付に割かれる時間

「プリント配付」の話。 学校に山のようにくるプリント、 配れ配れのオンパレード。 その種類は様々。多い時は10枚以上。 プリントを配るだけで数分はかかる。 朝配れば、その分1時間目に食い込む。 帰りは帰りで忙しい。早退した子に渡し忘れたり…。 「う〜むどうしたらいいかな?」 ということで考えついた策。 100円ショップで買ったトレイを班の数だけ用意する。 …

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