〈学びのカリキュラムマネジメント実践をまとめました〉

「学びを通して子どもたちをさらに成長させていきたい」 このような願いは教師であれば誰もがもっているものでしょう。 坂内・高橋・古田の「みゆき会」でも数年間「子どもの成長をいかに促していくか」という問いに向き合ってきました。 http://www.amazon.co.jp/dp/4761922680 私が数年間の試行錯誤する中で見えてきたこと。 それは子どもたちを成長させていく授…

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握り過ぎれば固くなる

握り過ぎれば固くなる。 弛め過ぎれば離散する。 強固な柵は築くが、その中では任せられている。 そういう場が大切。 大切なのはその「柵の広さ」だな。 いつの間にかせまくなってきている気がするな。

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友達に聞けない子

「友達に聞いてごらん」 これは協働学習を行う人はよく使う言葉なのではないだろうか? 我々教師は子どもたちどうしを繋げようと考え、この言葉を使う。 しかし、この言葉を聞いてすぐ動ける子もいれば、なかなか動けない子もいる。 なぜこの子は動けないのか? それには大きく分けて3つの理由がありそうだ。 ①信頼関係が薄い ②何がわからないのかがわからない ③自分に自信がない …

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相手を注意ばかりしている子

学び合いの授業を始めた4月当初、よく聞かれる言葉。 それは 「せんせ〜い。◯◯くんがしっかりやりませ〜ん。」という声。 子どもたちが共に学び合うと、どうしてもこの言葉が増える。 一斉授業のように個々が切り離された状態なら、こういう声は少ない。 だって、授業の大半が自分中心の世界にいるから。 しかし、新年度、集団が習熟していない状態で子どもたちが学び合うと先ほど…

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決められず、だまりこむ子

学び合いの授業は「自己決定」を重ねる授業である。 自分で学ぶ場所、学び方、学ぶ相手を決定し、様々な経験を積み重ねながら自分自身を成長させていく。 日々自分の頭で考え、「自己決定」を重ねていくからこそ、子どもたちの心は飛躍的に成長していくのだ。 子どもたちが「自己決定」重ねながら学び合う授業。 この授業を展開するようになってから数年経つが、毎年どのクラスにもこの「自己決定」が苦…

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指導が通らない子

「強く指導しているんですけれどなかなか言うことをきかないんです。」 教師はそんなセリフを口にしてしまいがちだ。 しかし、この言葉の中には大きな矛盾が存在する。 それに気づけた時、教師の指導は通り始める。 「指導」という言葉。 これは「指し導く」ということを意味する。 その子が、集団が誤った方向へ動き出した時、 「そっちじゃないよ。進むべき方向はあっちだよ…

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教師の言うことを聞かない子・反抗する子

教師の言うことに反抗し、指導が通らない子がどのクラスにも数名いるものだ。 何を言ってもへりくつを言う。 何があっても自分を曲げない。 暴言を吐き、絶対に言うことを聞かない。 そういう子の心を成長させていくためにはどうすればいいのか? 指導に当たる前に押さえておきたいこと。それは こういう子は、実は非常に頭が良いということ。 彼らは自分が対峙している大人をよく観察してい…

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自分に自信をもてない子

「私は頭が悪いんだ」 「どうせ僕なんかだめなんだ」 このようにすべてに対して自信をなくしている子。 こういう子はどういう風に接していけばいいんでしょう? そんなことを若い先生に聞かれた。 こういう子はどのクラスに必ずいるはずだ。 自分に対して自信をなくしている子。 口では 「ぼくなんて」「私なんて」 と言っている。 しかし、口で何を言っていても、この子た…

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学ぼうとしない子

学ぼうとしない子 いくら言っても学びに向かおうとしない子がいるんです。 そんな子にはどう接すればいいのですか? そんなことを質問された。 こういう子はクラスに数名は必ずいる。 このような子の心を耕していくにはどうすればいいのか? まず、抑えなければいけないのは、その子の心の奥底には「哀しみ」があること。 それが「怒り」「無気力」となって表れていると…

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勝ちにこだわる子

今日の職員室での会話。 運動会の練習。 勝ち負けにこだわり、勝手は相手をバカにし、負けては文句をいう。 そんな子がいるとのこと。 そういう子が学年には必ず数名いるものだ。 さて、こういう子の心をどのように耕していけばいいのか? この子は「勝ち」こそが「価値」だと考えている。 これはしばしば向上心のように勘違いされる。 しかし、実際はそうではない。 だってこの考え方は裏を…

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答えの丸写しをする子

先日、ある若い先生に質問をされた。 なるほど、これは確かに誰もが悩むことだなぁ。 そんな風に感じたので、少しまとめておこうと思う。 その先生から受けた質問。 それは 「学び合う中で、答えや人の書いているものを写して終わってしまう子がいるのですが、それでいいのでしょうか?」 ということ。 人の書いているものを丸写しにして、それで学習を終える。 それの繰り…

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「から」から「けど」へ。「けど」から「から」へ。

「難しい」という言葉のあとに何が続くか? 続く言葉の重要性を子どもたちに語っている。 「難しい」からやりたくない。 「難しい」からやらない。 どの子も初めは 「難しい」の後に「から」が来る。 まずはこの「から」を突き崩していく。 だって 「難しいこと」「できないこと」に挑戦してみる場所こそが「学校」なのだから。 「簡単なこと」「できること」だらけなら…

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「みゆき会」なりの答え

「あなたはこどもたちをどんな人へと成長させたいと考えているのですか?」 この質問に即答できる人は常に考え続けている人だ。 そして、その出した答えによってその人がどこまで遠くを見つめてこどもたちと向き合っているのかがわかる。 ある人はこんなことを言った。 「幸せな人になってほしい」 確かに耳に優しい言葉だ。 しかし、「幸せ」とは何か?ということも含めて考えているのか? 「幸せ」とは「…

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光を放つ教師。3つのタイプ。

今までたくさんの先生方を見てきた。 魅力的な先生方は皆、光を放っている。 しかし、その光の放ち方には違いがあるな。 そんなことを感じていた。 その光の放ち方には3つのタイプがあるようだ。 一つ目は「スポットライトタイプ」 スポットライトのように強い光を発する。 周りを強い光で包み込み、強力な推進力で集団を動かしていく。 この光に照らされた者は、その強い光に…

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わかっちゃいるけど、できないのよね。

「かしこい人」 とは 「一歩上の自分を目指してスタートをきることができる人」のことである。 新年度がスタート。 クラスの子に語った言葉。 子どもたちの成長には段階がある。 ①逃げ出す→②やらない→③やってみる→④わかる→⑤できる→⑥説明できる→⑦伝えられる→⑧伝え合える… 人は常にこのどこかの段階にいる。 そしてそれぞれの段階を往復しながら少しずつ登っていく。…

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「やった」んじゃないよ。「やっちゃった」の。

子どもたちがやってはいけないことをした時。 問いかけ方で子どもたちの反応はガラッと変わる。 その部分を見つめていくと、子ども、いや人間の心の奥にある感情が浮き彫りになる。 「あなたがやったの?」 不適切なことをしてしまった子どもにこのように問う。 すると、その子は下を向いて黙り込む。 問いかけを変える。 「あなたがやっちゃったの?」 すると、固く下…

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震災から学んだ仕事の在り方

仕事に大きい・小さいはある。 しかし大きさに関わらず、まずやるべきなのは足元の仕事なんだ。 数年前に学んだことが今も胸に息づいている 5年前、東日本大震災が起きた。 自分の住んでいた郡山市は福島県の中心。 津波の被害はなかった。 原発の影響も少ないと当時は考えられていたため、多くの人たちが原発周辺から避難してきた。 避難所は悲惨な有様。 希望をなくした大人…

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仕事を倍速にするために

情報をいつでも引き出せる状況を整える。 ただそれだけで、仕事の質と効率は大幅に上がる。 今まで、試行錯誤を続けた中でやっとそれが腹の底に落ちる 情報をいつでも引き出せるようにする。 こう聞くと、 「整理整頓をして、しっかり分類分けをする」 と考えがちだ。 私もそう考えていた。 しかし、そうではないことに気づく。 「分類分けをきちんと行って、情…

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今年度つかんだ仕事のしかた

自分が重い荷物を抱えているのに、お年寄りの荷物をもってあげることはできない。 相手の役に立ちたいと本気で思うなら、まずは自分のやるべきことをきっちり終わらせておくことが大切。 「何かやることはありますか?」と言える状況をいかに整えるか? 「お願い、助けて」と言われる状況をいかにつくっていくか? これが仕事を進める上で大切なこと。 それは学び合いにおける上位の在り…

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腐らないリンゴ

「奇跡のリンゴ」 という本を読んでいる。 リンゴ農家木村さんの話。 この本は私に「教育の根本」を考えさせる。 「教育とは何か?」 「教師の在り方とはどうあるべきか?」 リンゴ農家と教育。 一見何も関係がないように感じるが、やっていることの根本は同じだ。 木村さんのリンゴは腐らない。 木村さんのリンゴ園で2年前に収穫したリンゴ。 腐らずに枯れてい…

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